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社長のひとりごと

社長のひとりごと

仕事をよく頼まれる人が一番得をする。

会社で何らかの雑用を頼まれる時、それは必ずしもちょうど手の空いたタイミングや、やりたい内容ではないと思います。
大抵は、自分の仕事を中断しなければならなくなったり、あまり気が乗らない仕事だったりするもの。
そんな時、人間ですから、ついうっかり「嫌な顔」をしがちです。
しかしここはお給料をいただいてる会社。家でお母さんに雑用を頼まれるのとは訳が違います。
「はい、喜んで!」と、頼む側が頼みやすい表情や声色でリアクションしてください。
そして日々、日常的に「頼みやすい雰囲気」を醸し出すことをおすすめします。

会社では「仕事を頼みやすい奴」になりきること。
「あいつには仕事が頼みやすい」と、先輩や上司が思うような部下をぜひ目指してみてください。
次々に雑用が舞い込む部下。
なんだかいつも何かと頼まれちゃう社員。
その状況は「損」をしているのでしょうか?
答えは絶対「NO」です。
色々な仕事を頼まれる人は、忙しいので、自分の仕事の効率を本気で考えるようになります。
多くの仕事を抱えた方が間違いなく能力はアップする。これは経験上間違いありません。

そして、頼まれた仕事が例え「雑用」であっても、そこから様々なことを得られる可能性が大きい。
仕事をしながら先輩の体験談が聞けるかもしれない。
ついでに「興味があったら読んでごらん」と、貴重な関連資料をもらえるかもしれない。
普通行けない場所に連れてってもらえるかもしれない。会えないような人を紹介してもらえるかもしれない。
自分都合で嫌な顔をする人が多い世の中だからこそ、そうでない人の価値はかなり大きいもの。

しっかり仕事をしたい、何かを得たいなら、先輩上司の懐にしっかり入ることをおすすめします。
1つも「損」はせず、大きな「得」をすることでしょう。
何を頼まれても「最高の笑顔」で。会社イチ仕事を頼みやすい部下になりきってください。
2013年7月1日