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デキル仕事人養成講座

Vol.78 これまでの人生で最高のほめ言葉。

コーチングに関する本を読んでいたら、ある章で

「これまでの人生で他人から言われたほめ言葉の中で、

今でも覚えている最高のほめ言葉は何でしたか?」という問いが出てきました。

思い巡らせ、私にはあるシーンが浮かびました。

私が入社間もない頃、当時は制作行程がアナログでしたので、

線をひくのにロットリングという先の細いペンを使っていました。

ある日そのペン先が詰まってしまい、解体してインクが出るように

調整しようとしていた時の事。

インクのカートリッジはタテに置くには不安定、横にするとインクが流れる、

一瞬考えて私は目の前の本棚にセロテープでくっつけて、

本体の掃除をはじめました。

その作業を横でなんとなく見ていた当時の専務が、社長に

「どうするのか見てたらタテにテープでくっつけた。

あいつ頭いいかもしれないぞ。」みたいな事をぼそっと話しました。

これまで色々な事がありましたし、多少賞賛を頂く機会もありましたが、

一番印象に残っているのは?と改めて考えると

そのシーンしか浮かんできませんでした。

恐らく言った本人もとっくに忘れているでしょうし、

今の私がそう言われても何も感じないでしょう。

しかし入社間もない、全く仕事に自信のなかった当時21歳の私にとっては

恐らくすごい作用があったのだと思います。

「自分が認められている、期待されている」という充足感が、

当時の私にとってはかなりのエネルギーになったのだと思います。

上司たるもの、10年以上たっても忘れない、深く心に刻まれるような言葉を

かけてあげられたらいいですよね。

2008年10月1日

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