最近、「甘え」というものについて考える機会がありました。
甘えるという状況は、甘える人と甘えられる人、
つまり相手がいてはじめて成立するものなんだと気付きました。
親に甘える、友達に甘える、彼に甘える、上司に甘える、
会社に甘える、状況に甘える…。
仕事において甘えがある人というのは、
自立できていないという事なんだと思います。
頑張ったら褒めて欲しい、大変だねとねぎらって欲しい、
そんなに頑張ったたんだから仕方ないよと許して欲しい、
先輩もっと私をカバーして下さい、
上司の皆さんどうしてフォローしてくれないんですか、と。
つまり誰かに依存しながら、守ってもらいながら仕事をしたい、
子供のような体質が抜けきらない人なんだろうな、と思います。
自立するかどうかっていうのは、生まれ持った性質や親の教育が
大きく関係するのでしょうが、
これは本人の自覚で十分修正可能だと思います。
自分で「もう甘えない、しっかり自分の責任で仕事をする」と
決めるだけだと思います。
社会に出て、それなりの責任を問われるような仕事や立場にある人に
甘えがあってはまずいですよね。
甘えたいのに甘えさせてくれないと、元気を無くすばかりか、
拗ねたり、反抗したりする人もいて、
そんな事では皆で無意味なエネルギーを使ってしまいますよね。
離島に自分ひとりぼっちだったら、自分の知恵や努力だけが頼りで、
生き残れるか死んでしまうのかが決まってしまいます。
甘えを捨てて自立しましょう。
2009年2月21日