私は日頃「催促されたら負け」だと思って仕事をしています。
負けというのは相手との勝ち負けではなく自分との戦いなのですが、
常に自分の頭で考えて納得しながら仕事をしたいと思っている
自分自身との戦いなんですね。
「すぐやる」事がいいと良く言われますが、
実際は、既に他の仕事をやっている中、別の依頼がある訳ですから
「すぐ」なんて出来ない状況が多いかと思います。
だからこそ少なくとも「いつまでに必要か」という納期確認をして、
それまでに必ずやる、
または相手に心配させないように中間で報告を入れる、
という事が必要になってきて、
それを心がけていれば「遅い!」なんて叱責を受けることは
絶対にありません。
催促もされない、遅いとも言われない。
反対に自分から先に段取り・報告をすれば、
「あの件、そんな風に段取りしてくれてたんだ?」←さすが!安心!
「あの件、もう終わったの?」←さすが!早い!
と、褒められ感心され、認められるだけ。
どちらが気持ちよいかは語るまでもありませんよね。
ちょっとした心がけ次第で天と地の差だという訳です。
どうせやるんだから、
先に段取りして主体的に動いていればいいだけのこと。
余計な労力が増える訳でもありません。
それを大事だと捉えて習慣にするかしないか、
たったそれだけの問題だと思うのです。
2009年12月17日