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デキル仕事人養成講座

Vol.101 ピアノが弾けない子の話。

ある尊敬する女性経営者の方との雑談の中で、

いつしか社員教育の話になった時のこと。

「社員に感謝を教えたい」という私にその方は言いました。

「ピアノが弾けない子に、ピアノを弾け弾け言ったって無理よ。

お互い苦痛なだけで何も変わらないわよ」と。

 

私はその後、こんな風に思いを巡らせました。

これまで家にはピアノがなかった、

親もピアノを弾かなかった、

親は自分にピアノを弾いてみたら?とも言わなかった、

そしてピアノが弾けないまま大人になった、

今もピアノを弾きたいとは思っていない。

 

だとしたら後に誰かに“ピアノって素晴らしいよ”と

どんなに説得されてもピアノに興味なんて向かないのは当然のこと。

これからもピアノを弾かない人として、

ピアノに興味のない仲間と、ピアノの話は一切せずに、

これからも生きていく。

知る機会、気付く機会がなかっただけという事なんだろうと。

 

では「ピアノ」を「感謝」という言葉に

換えてみたらどうでしょうか?

この気付きを持って尚更、自分の子供の教育は勿論、

社員の教育を逆に諦めてはいけない気がしたのも確かです。

適材適所と言っても

「感謝がない、気が効かなくてもできる仕事」に

割り振られるのは誰も嬉しくない筈だと思うのです。

 

2010年8月23日

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