"栃木県那須塩原市に、大規模酪農企業経営を目指し約５０年前ほど前に、わずか数頭から始めた酪農場を平成６年に会社登記し現在約１４００頭を飼養管理する大型農場となりました。
搾乳は９００頭を１日３回行い、今年度の生乳生産量は９０００トンを目指しております。このような経営規模は通称メガファームと呼ばれ、後継者不足による規模の縮小、経営者の高齢化など様々な要因で衰退する地域の農業を支え、国内の需要をまかなう生乳生産量の維持に貢献するために、システム化された新しい形の企業酪農経営体です。
最新鋭の機器の導入により、これまで困難だった多頭数の飼養管理を、コンピューターや設備の導入により、より簡単に行うことが可能になりました。
地域に根ざした、循環型の酪農経営を行うために地域農家との連携、人材育成に力を注いで、夢のある酪農場を目指します。"

"仕事内容　酪農部門では主に１２００頭の乳牛・乾乳牛・育成牛の管理をしています。
北海道から導入された初妊牛がスムーズに分娩・産褥期を迎えられるように、季節に応じて飼料や環境を整え万全の体制で飼養管理しています。
搾乳・治療・繁殖・削蹄・給餌など班ごとにチームを作り、それぞれ目標を持って作業を行っています"

"哺育・育成部門では、酪農部で生まれた子牛をカーフハッチやカーフフィーダー（自動哺乳システム）で子牛の種類や増体に合った育成プログラムによって飼養管理しています。
和牛子牛はＪＡ矢板市場、Ｆ１、ホルスタインは西那須野家畜市場で販売しています。
市場相場は変動しますが、常に相場よりも高く販売できるように、増体、飼料、血統などについて更に学び、成果を出したいと思います。"