新入社員や就職活動なら、だいたい同じ時期にエントリーの受付けや
会社説明会、一次面接などが始まるためタイミングが見極めやすいです。
ですが、転職となると話はガラッと変わります。
会社によっては中途採用の入社式を集めておこなう所もありますが、
求人チェックや応募、面接へのステップは皆バラバラ…。
そこで、自分にとって転職のタイミングを見極めるのに役立つ
チェックポイントをご紹介します。
■1:勤続年数
勤続年数は、退職金や失業手当の額に大きく影響してきます。
例えば、退職金の場合
・3月31日と4月1日 ・4年11ヵ月と5年
そして、失業手当の基準となる雇用保険の加入が
・9年11ヵ月と10年
など、退社する日によって年数をまたぐ可能性がでる場合。
わずか1日の差で、切り捨て扱いとなってしまうこともあります。
「わずか1週間の違いなら、退職日をずらしても良かった…」なんてことにな
らぬよう勤続年数から見極めるのも大切です。
■2:経歴年数
また、経歴年数では職務経験に影響してきます。
新卒ならば1社目として、ベテランならば移動による部署として
少なくても3年以上の経歴がなければ「経験」として扱われないことが多いです。
経験者優遇の研修や収入アップを見込むなら、
経歴年数のチェックもしっかり行いましょう。
次のスキルアップを目指す転職ならば、あえて今の職場で経歴年数と実績を積むのが
正しい行動の場合もあります。
■3:求人情報や求人量
今すぐ転職したいと考えていないなら。
じっくりと求人情報をチェックするのも良いでしょう。
1年を通して、業界や業種の特徴ごとに求人量の増減が見えてきます。
狙っている業界や職種があるならば、最も求人量がピークの時に
選んで行動を起こすのもオススメです。
■4:出費の予定
更に、結婚の予定や出産、子供の成長などライフプランに沿った出費の予定。
これを見越して転職を考えるのも良いでしょう。
入学金や住宅ローン、車の購入など多額の出費を試算した上で
新しい転職先での立ち位置を考えながら、転職へのアクションを取るのです。
もちろん、そこで冷静に考えた結果、今の職場の方が優位とわかることもあります。
■まとめ:「転職」を焦らないで!
転職の見極めについて4つ紹介しましたが、
大切なのは「転職」を焦りすぎないことです。
転職をするのがゴールではなく、より良い毎日を過ごすための手段にすぎません。
冷静に見極めながら、正しいゴールに向かって一歩一歩進んでいきましょう。
この記事を書いている人
就活転職、これだけは読んでおこう!
ひかがみ瑠璃(ライター)
就職活動や転職について、正社員だけでなくアルバイトやパートなど様々な立場の方に新しい発見、役立つノウハウを提案できればと思っています。 学生であれ社会人であれ、仕事探しには不安や心配事がついてまわるものです。 そんな芽を摘み取っていきながら、新しい職場で気持の良い一歩を踏み出せればと願っております。