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社長のひとりごと

社長のひとりごと

お寿司やさんのアルバイトさん。

先日、家族で回転寿司に立ち寄った時の話です。

そこは田舎の小さめの店舗で、タブレットで注文するスタイルではなく、真ん中の職人さんが注文を聞いて出してくれるお店でした。
そこで対応してくれたアルバイトの女性が素晴らしかった、というお話です。

その女性は、まだ幼さの残る感じでしたので、恐らく高校生のアルバイトだったのではないかと思います。
近くにいた男性の社員らしき人が何かと指導している感じがありましたので、まだアルバイトを始めて間もない感じなのかな、という感じ。
ハツラツとした心からの笑顔、大きくて明るくてハキハキした聞きやすい声、テキパキした動作。
見ていて惚れ惚れするような仕事ぶりでした。
しばらくすると彼女は別な業務のために厨房の中に移動したのですが、その際の社員の方との言葉のやりとりも、なんとも爽やかで気持ちがいいものでした(寿司を食べながらよーく観察していました)
どんなに手慣れた感じでも、そこにハートがない接客はすぐ伝わるもの。
実際そんな接客に触れることが多い中、この子はキラキラに輝いていました。

帰り際、男性社員の所に歩み寄り「さっきそこにいた女の子の接客、素晴らしいですね!あんなに気持ちのいい接客、なかなか見ないです。たくさん褒めてあげてください!」と伝えて店を出ました。
それを言われた男性社員もとても嬉しそうでした。
きっとあのアルバイトの女の子は「頑張ってれいれば見てくれてる人がいるんだな。これからももっと頑張ろう!」と満たされた気持ちになったに違いないと思い、通りがかりのおばさんも少しだけ役に立ったかなと思います。

そして、その一連のことを隣で見ていた中学生の息子が「お母さんが話した男の人もいい人だったよね、あの人が教えてるからアルバイトの人もよくなってるんじゃない?」と。
そう、そうだと思う。
そういうとこ息子が見てくれていて母はさらに嬉しい気持ちになりました。
2020年1月9日

グランメゾン東京の尾花。

ドラマをあまり見ない私ですが、息子がすすめるのでたまたま見た「グランメゾン東京」が気に入って毎週見ています。
別にキムタクのファンではないのですが、キムタク演じる尾花のキャラが、現代忘れかけられているように思う、「職業意識」みたいなものを感じさせてくれ、昭和生まれの仕事人には、毎週グッとくる人情ドラマや台詞があって、とても気に入っています。

下積み中の芹田が、色々努力しても報われず「俺だって一生懸命やってるんですよ!」と主張する場面がありました。
それに対して尾花は「それは当たり前だ」と一蹴。
そう!当たり前!
なぜって、「あなたは一流の料理人になりたくて下積みしてるんだから!」
その後、努力する意味を本当の意味で分かっていく芹田を見ていると、そうそう !よく分かった ね!とすごく嬉しくなります。

尾花の態度や台詞は、今じゃ「パワハラだ」とか、「一生懸命やってるのにやる気を削がれた」とか「うちの上司は部下のこと分かってくれない」とか、色々言われそうです。
でも「一流の料理人になりたい」という自分の目標がある人にとって、正しい事を厳しく教えてくれる先輩って「宝」のようにありがたい存在である筈。
仕事においては一切の甘さを認めず、でも、見るべき所はしっかり見ている、正しくて情もある。
上司として理想的な姿かなと思います。

昨今では、上司の立場でも、部下に遠慮したり評価を怖がったりして、なかなか彼のようには振る舞えない方が多いのではないでしょうか。
今は親も学校の先生も、スポーツのコーチも会社の上司も「厳しく指導する」ことが出来ない、不自由な世の中になっているように思います。
だからこそ「自分はいったいどうなりたいのか」客観視できる目線が必要で、将来大物になるか、小物で終わるか、自分次第であり、逆に怖い時代なのではないかと思います。
2019年12月18日

愚痴の本質。

私は「愚痴」が嫌いです。

本当に改善すべきだと思うことがあるなら、しかるべき人に「意見」として出すのが正しいと思うのですが、愚痴体質の人はそれをしないかわりに、話しやすい人にだけ話します。自分に起きている状況を、自分の主観たっぷりに話し、「うんうんそうだよねー。」と同調して欲しい。
自分はそれほど悪くない、ひどくない、と認めて欲しい。
相手がこんなネガティブな話を聞きたくないだろう、聞いても困惑させるだろうなんて考えもしない自分勝手な人とも言えると思います。

私は基本的に思ったことは口に出す性格なので、自分が影で愚痴を言わないばかりか、愚痴を聞くのも苦手です。
どうしても「じゃあこうすればいいんじゃない?」「そんなに嫌ならやめれば?」と厳しいアドバイスをしてしまいがちで、こういう人には後ろ向きな愚痴は集まりません(笑)。

でも私は思います。
友達のグループ、何かのチーム、そして会社。
みんなで仲良くやろう!何らかの目的に一緒に向かおう!という場で、全員で共有できない愚痴(陰口)ってはたして必要でしょうか?
チームの中に愚痴や文句を言う人がひとりいたとして。
それは、みんなで頑張ってふくらましている風船に、見えないところで穴を開けて空気を抜いている人。
そんな人をチームに入れておくのは百害あって一利なしです。
影では愚痴を言ってるのに、表だってはニコニコしている、となると、まったく信頼できません。
愚痴をいいながらそのメンバーでいるくらいなら、いっそその場を去ればいいのに、と思うのですがそれも難しいのでしょうか…。

私は先日うちのスタッフに、不満や疑問に思うことは、すべて私に「意見」としてあげて欲しいとお願いをしました。
聞く耳は持っているし、改善できることはすぐ取り組むからと。
いくらそれが「理想」だと言われても、私は裏表のない、お互いに信頼しあった仲間と仕事がしたいと心から思っています。

追記)本当に大変な人の愚痴は種類が違います。
聞いてもらったらまた頑張れる、という前向きな愚痴は、信頼できる人に吐き出した方が良いと思いますー。

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