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内定辞退の大切なポイント「謝罪」と「嘘をつかない」

10月の内定式を目前にして、学生によっては複数の内定先から1社を決める
選択を迫れれていることもあるでしょう。

就職活動も当然、企業は時間とお金をかけて人材募集をしています。
もちろん、複数の内定先から選ばれ捨てられるのは、気分の良い話ではありません。

とは言え、内定辞退をしなければいけない時。
そこで、大切なポイントである「謝罪」と「嘘をつかない」という行為を守ることが大切です。

■内定辞退は「謝罪」するべきこと?

内定辞退には違法性はなく「辞退をする」という選択肢も問題なく含まれた行為。
ですが当然、企業側にとっては時間とお金をかけて集めた人材が離れてしまうことになってしまいます。
少なからず「企業に対して迷惑をかけている」という事実はあるので、
内定辞退では「謝罪」という意識をもって、対応するようにしましょう。

とは言え、

「内定辞退の迷惑料を払って欲しい」
「絶対に内定はさせない」

と、企業側が脅迫めいた拘束をする権利もないため、万が一そのような状況になった時には
屈せずに、強い意志が求められます。

■内定辞退の理由は「嘘をつかない」

また、本来なら内定辞退は、直接企業に出向いて話すべきことです。
ですが、なかなかアポイントメントも企業側にとって手間のかかる場合も。

今では電話による内定辞退が一般的になってきています。
一昔前はタブーとされていたメールでの内定辞退も、許す企業が増えてきているようですが
個人的には、謝罪の意識をもってまずは電話での対応が良いと感じています。

そこで、大切なのは内定辞退の理由で「嘘をつかない」ということです。
毎年何人もの学生を面接し、内定、就職へとサポートしてきた人事。

「他社の内定先を選んだんだな」
「他のところにするんだな」

といったことは、お見通しです。

ヘタにごまかしたり嘘をついたりせず、別の内定先を選んだらきちんとそれを説明しましょう。

同業他社の就職活動をしている場合。
就職後に「内定辞退した企業が取引先だった」という偶然のような話も起こりやすいです。
嘘をついたにも関わらず、後から他社の社員として再会しては目も当てられません。
内定辞退の時には、社会人として誠意ある対応をしていきましょう。

2014年9月17日

この記事を書いている人

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ひかがみ瑠璃(ライター)

ひかがみ瑠璃(ライター)

就職活動や転職について、正社員だけでなくアルバイトやパートなど様々な立場の方に新しい発見、役立つノウハウを提案できればと思っています。 学生であれ社会人であれ、仕事探しには不安や心配事がついてまわるものです。 そんな芽を摘み取っていきながら、新しい職場で気持の良い一歩を踏み出せればと願っております。

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