≪戻る 次へ»

転職活動は今の仕事を続けながら?辞めてから?

転職活動を思い立ったときに、まず最初に浮かぶ疑問は
「今の仕事を続けながら探すのか」「今の仕事を辞めてから始めるのか」という
転職活動のタイミングではないでしょうか?

それぞれの転職活動経験者の体験談から、メリット・デメリットをまとめました。

■仕事を続けながら転職活動をしたAさん(32歳)

仕事を続けながら転職活動をしたAさんは、営業職の32歳。
希望転職先も、同業他社を狙っていました。
そんな、Aさんが話す転職活動の感想は…

「事前に務めていた会社には転職の話を正直に報告しました。
うまくいってもいかなくても、退職はする意思を伝えたらありがたいことに、
有給休暇なども積極的に消化させてもらえて、スムーズな転職活動ができました。

経歴や経済的にも、よけいな不安が生まれなかったのはメリットでしたが、
やはり、とにかく時間と手間はかかるため体力的にはキツかったです。」

Aさんの場合は、前の職場で良い待遇を受けられましたが、
転職前の職場に内緒にして活動を行った結果、迷惑をかけてしまった…。
というのも、防ぐようにしなければいけませんね。

■仕事を辞めてから転職活動をしたBさん(28歳)

一方、一度仕事を辞めてから転職活動をしたBさんは、IT系エンジニアの28歳。
希望転職先は当時、希望なしとのこと。
そんな、Bさんが話す転職活動の感想は…

「とにかくハードな職場だったので、とても同時進行は無理でした。
それに同じ職種で働き続けることにも疑問を感じていて…。
蓄えもあったし思い切って、退職してから転職活動をはじめました。

感じたメリットは、じっくり腰を据えて転職活動ができることです。
経験不足かと思っていたITコンサルタントの方に進むことができました。
前の職場の経験を活かせるし、仕事量も以前に比べたら落ち着いたので、
これからしっかり勉強していけそうです。

あとデメリットは、やっぱりお金の面についてです。
蓄えもありましたが、自己都合だったので失業保険も間が空いてしまい…。
思ったよりも出費がかさんでしまい、焦った時期がありました。」

蓄えに加え、失業保険も考えていたBさん。
自己都合退職では、受け取れる期間が先になることを見落としていたそうです。
転職活動では準備に出費もかかるもの。
「計算よりかかる」と思うくらいの意識が大切ですね。

■メリット・デメリットを見極めて、ベストタイミングを決めよう!

転職活動のタイミングは、それぞれにメリットとデメリットがあります。
そのため、一概に「これが良い」というのは言えませんが、大切なのは
自分の環境や希望、現状をしっかり見極めて、ベストなタイミングを決めていくことです。
後悔することのないよう、幅広い視野で取り組んでいきましょう。

2014年7月31日

この記事を書いている人

就活転職、これだけは読んでおこう!

ひかがみ瑠璃(ライター)

ひかがみ瑠璃(ライター)

就職活動や転職について、正社員だけでなくアルバイトやパートなど様々な立場の方に新しい発見、役立つノウハウを提案できればと思っています。 学生であれ社会人であれ、仕事探しには不安や心配事がついてまわるものです。 そんな芽を摘み取っていきながら、新しい職場で気持の良い一歩を踏み出せればと願っております。

新規ユーザー登録ログイン