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【言葉の使い分け】「貴社」と「御社」の違いとは?

特に就職活動をスタートして、
初めて「御社」という言葉を使う人も多いのではないでしょうか?

覚えたての言葉で、いかにも社会に踏み出している感じがするからと
「御社はー」「御社はー」と、あまりに使いすぎて印象を悪くする…なんて話もあるくらいです。

その一方で「貴社」というのも、相手企業に失礼のない言葉。
「貴社」と「御社」の使い分け、あなたはできていますか?

■若い人はもっぱら「御社」

やはり就職活動の影響が大きいからか、若い人ほど「御社」を使うことが多いです。
メールや手紙、電話でも相手企業に失礼のない言葉として選ばれていますね。

また、手紙では宛先に「御中」を使うのも就職活動中に初めて使ったという声もあり、
「御」のつく言葉に触れる機会は増えると言えます。

■「貴社」の使い道

一方「貴社」の使い道は、不便さに注目すると使い道が見えてきます。
例えば、電話や会話中に「キシャ」と口にすると
・記者
・汽車
・帰社
・貴社
と、様々な言葉が浮かんできます。

「貴社の記者が汽車で帰社した」 という一文は、若い人には馴染みが薄いかもしれませんが、
かつて、ワープロの変換機能の向上を確認する一文として扱われていたものです。
それだけ「キシャ」という言葉は種類があるため、

・電話や会話で使う場合には、混同を防ぐために「御社」
・手紙やメール、文章や文字で使う場合には、混同がないため「貴社」
と、使われることが多いです。

どちらかが失礼にあたる言葉…ということはないので、
電話口で「貴社」と言ったり、手紙に「御社」と書いても間違いではありません。

■「御社」と「貴社」を使い分けよう

どちらも間違いではないものの「御社」と「貴社」を使い分けるのは
スムーズなコミュニケーションの意味でとても大切になってきます。
「今まで特に気にしていなかった」
「それぞれの違いがわからなかった」
という人は、ぜひこの機会に使い分けてみるのがオススメです。

短い言葉ではありますが、知っている人ならその「相手の混同を防ぐ」という心使いを
しっかりと伝えることができますよ!

2014年9月3日

この記事を書いている人

就活転職、これだけは読んでおこう!

ひかがみ瑠璃(ライター)

ひかがみ瑠璃(ライター)

就職活動や転職について、正社員だけでなくアルバイトやパートなど様々な立場の方に新しい発見、役立つノウハウを提案できればと思っています。 学生であれ社会人であれ、仕事探しには不安や心配事がついてまわるものです。 そんな芽を摘み取っていきながら、新しい職場で気持の良い一歩を踏み出せればと願っております。

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