「転職したい…」と思い浮かべている人から、一歩踏み出そうとしている人まで、
どこか心に「次の職場でも変わらない」「また失敗したら…」と、ひっかかるものはありませんか?
今の会社を離れ転職したいと思う人が、同じ失敗を繰り返さないためのポイントをまとめました。
次の職場でも、同じ悩みを抱えてしまうことのないように、気持ち良い再スタートを切りましょう。
■今の職場で「何が不満なのか」を明確にする
転職したいと思う理由は人それぞれありますが、大きく分けて3つに分類されます。
・会社の業界に関する未来、先行きへの不安
・仕事やスキル、会社に対しての限界
・職場の人間関係にまつわるいざこざ、トラブル
人によっては、異業種に飛び込みたい、同じ業界でもっと福利厚生や給与を良くしたい。
更には、パワハラや連携の取れない人間関係に疲れてしまった…などあるでしょう。
中には理由が複数重なり、とにかく毎日会社に行くのが憂鬱…という人もいるかもしれません。
ですが、「何が不満なのか」を明確にするのはとても大切です。
例えば、転職活動に伴って面接を行った場合に、自分にとって何が不満だったのかを伝えることで、
相手側の面接官も、会社とのマッチングを図ることができます。
給与であれ人間関係であれ、同じ失敗をするリスクを防ぐことができます。
■自分なりに行った「不満に対する対策」を振り返る
とは言え、自分だけの不満を述べているばかりでは、
「不満が出たら逃げる」「また転職したいと考えるのでは?」と思われてしまうことも…。
抱いた不満に対して、自分がどういう行動をとったのか対策を振り返ることも重要です。
「話し合いの場を設けるよう打診したが、聞き入れてもらえなかった」
「月間トップの売上を叩き出したのに、まったく正当な評価が得られなかった」
といった、対策とその結果をまとめておくことで、逃げるという悪いイメージを払拭することができます。
また、冷静な自己分析や会社に対する貢献力、向上心といった良い印象を与えることもできますね。
■自分にとっての「転職成功とは何か」を考える
そして、最も大切なのは自分にとっての「転職成功とは何か」を考えることです。
今の職場で感じる「転職したい…」という思い。
それが完全に解決することが成功なのか、妥協できる何かがあれば成功なのか、という点です。
例えば、キツいノルマが不満で、努力しても良い結果が出せないため転職を考える場合。
ノルマがない職場が成功と思う人もいれば、ノルマがあったとしてもそれに見合う報酬があれば納得できる人もいます。
また、フォローあるチームプレイが構築されていれば満足できるかもしれません。
明確な不満と、それに対する対策をしっかり振り返っていくことで、自分にとっての転職成功も見えてくるでしょう。
それを転職先できちんと伝えることができれば、同じ失敗を繰り返さない再スタートを切ることができるのです。
この記事を書いている人
就活転職、これだけは読んでおこう!
ひかがみ瑠璃(ライター)
就職活動や転職について、正社員だけでなくアルバイトやパートなど様々な立場の方に新しい発見、役立つノウハウを提案できればと思っています。 学生であれ社会人であれ、仕事探しには不安や心配事がついてまわるものです。 そんな芽を摘み取っていきながら、新しい職場で気持の良い一歩を踏み出せればと願っております。