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8月2014

転職には資格が必須?とは限らないトホホな現実

転職をする際には、前職と同じ業界や職種を希望する人もいれば
まったく新しい分野へチャレンジしたいと思う人もいるでしょう。

どちらにせよ、転職での履歴書や面接では「資格がある方が有利」というセオリーがあります。
とは言え、資格が必須とは限らないことも…?!

実際にあった「資格がある」ことが不利に働いてしまったトホホな出来事をご紹介します。

■資格のせいで失敗?

なんといっても履歴書の「資格欄が空白」は避けたいと思うもの。
そこで、慌てて転職をするからと取りやすい資格をひと通り取得したAさん。(32才・女性)
希望は中小希望の事務でしたが、そこで提出した履歴書には…

・カラーコーディネーター
・介護ヘルパー3級
・防火管理者

などなど…取得日付も直近のものばかり。

もちろん履歴書の空白を埋めることができましたが、
面接では「事務=資格」に直接繋がる仕事ではなく、まったく話に触れることもありませんでした。
結果は不合格。Aさんいわく

「簿記は経理などは、すぐに取れる資格じゃないと思って…。
 でも、やっぱり転職先の仕事に繋がる資格じゃないと、空白と一緒ですね」
とのこと。

あまりに「資格を取る」だけを意識しすぎるのは、良くありませんね。

■資格が悪いイメージに?

一方、転職をしっかり意識して職種に繋がる資格を取得してきたBさん(27才・男性)。
転職前は営業の仕事をしていましたが、前々から夢見ていたシステム・エンジニア(SE)を目指して

・基本情報処理技術者
の国家試験を見事合格しました。
転職活動もSEに絞って応募をしていましたが、どこも反応が悪く
「資格じゃなくて経験がほしい」
と、厳しい発言も浴びてしまったそうです。

最終的にBさんは、なんとか希望のSEという職種に就くことができましたが

「結局、資格を習得したことよりも前職の営業で何をやってきたのか、
 どういう結果を出してきたのかを話した方が感触が良かった」
とのこと。

確かに、転職先では仕事をするスタイルや考え方を知るほうが
マッチングには適していますね。

■資格=有利とは限らない

資格はもちろん、それだけの知識を持っているという証になります。
ひとつのものさしとして便利な基準になっていますが、
必ずしも「資格があるからこそ、転職が有利になる」とは限りません。

目先の転職や内定だけを気にしすぎて、資格を取る意味を間違えないようにするのが
大切になってきますね。


2014年8月27日

名案だと思ったのに…?!こんな履歴書はいけません!

履歴書と言えば「修正液で文字を消した」「証明写真にプリクラが使われていた
なんて、トンデモ履歴書の話題もちらほら聞こえてきます。

「本当にそんなのあるの?」と思ってしまいがちですが、
意外に本人は良かれと思ってやっているなんてことも!

本当にあった驚きの「ありえない履歴書」を3つご紹介します。
本人の思いとは裏腹に、周りの評価はガクッとさがってしまいそう…。

■履歴書のサイズが個性的すぎる

最近はパソコンを所持している学生も増えてきました。
履歴書もインターネットでフォーマットをダウンロードして、
書きあげると言うのも一般的です。

中には、自分のパソコン技術や自己PRを効率良くアピールするため
自作のフォーマットを用意する人も。

とは言え、あまりにもサイズが違う個性的な履歴書はいけません。
いくら自分の魅力が最大限詰め込まれているとしても、規定からはずれすサイズだと
管理に手間がかかり、相手にとっては面倒な一枚になってしまうことも…。
せっかくのアピールポイントが、悪目立ちしないよう気をつけましょう。

■消せるボールペンで記入

また、大変便利なアイテムとして定番になった「消せるボールペン」
こちらは、履歴書では使えない修正液に変わり、誤字や脱字を簡単に直すことができます。
とは言え、決して名案とは言えません。

消せるボールペンは、注意書きに「公的書類、証書などには使えません」と書いてある通り
履歴書でも使うことができないタイプです。

また、書き間違いを消せる仕組みは温度によるものです。
そのため、提出した履歴書が熱や摩擦により文字が消えてしまうこともあります。
「これで書き間違えても安心だ!」と消せるボールペンで履歴書を作成しないようにしましょう。

■あきらかに使い回し

残念ながら選考に落ちてしまった場合、企業によっては履歴書を返送してくれるところも。
とは言え、そのまま履歴書を使い回してはいけません。

自己PRや志望動機、企業で自分ができること…。
といった部分が、ずれてしまい提出した企業と話が噛み合わないこともあるのです。

ましてや職種や業界が違っては目も当てられません。
「もったいない…」と思って、さらにもったいない結果を引き起こさないように気をつけましょう。

2014年8月21日

【2016年卒】就職活動はどう変わる?就活解禁の変更

2016年卒の就職活動は今までと大きく変わるのをご存知ですか?
政府からの要請を経団連が受け入れ、就活解禁の変更「繰り下げ」が行われるのです。
就活解禁の変更理由や変更点を見ながら、一体何が一番変わるのか?を
覗いてみましょう。

■就活解禁の変更理由

「大学生は学業を優先すべき」という政府からの要請を受け入れた経団連。
その答えは「就活解禁の繰り下げ」という変更でした。
現在は、大学3年生の時期から就職活動は行われ、実質4年生になると
内々定という形で就職活動は早々に終わっている学生も多くいました。

その後、卒業論文やインターンシップ、アルバイト、大学生としての思い出作り…など
様々な学生ライフを楽しんでいくのだと思います。
ですが、就活解禁の変更により、2016年卒からは大きくスケジュールも変更されます。

■就活解禁により変わる流れ

<2015年卒までの就職活動>
 大学3年生12月〜説明会などのアプローチ活動開始 
 大学4年生 4月〜面接開始
      4月〜5月 内々定
 大学4年生10月 内定式

<2016年卒までの就職活動とは>
 大学3年生 3月〜説明会などのアプローチ活動開始 
 大学4年生 8月〜面接開始
      8月〜9月 内々定?
 大学4年生10月 内定式

現状でも、倫理憲章のルールにより内定は10月以降となっていますが、
実際は内々定という形で、4月以降就職活動が終了する学生が多いです。
これをあてはめると、2016年卒の場合は早くても大学4年生の夏にやっと
就職活動がゴールといったところでしょうか。

■短くなる就職活動期間

繰り下げがあるものの、内定については変わらないため実質、
「就職活動期間が短くなる」と言っていいでしょう。
「辛い…大変…もう嫌だ…」と聞こえてくる就職活動の期間が短くなるのは
嬉しいかもしれませんが、その分内定を手に入れるためのスピード差も求められます。
また、この期間縮小により採用を決める企業側にも影響が出るかもしれません。
過去の情報は、参考として大いに役立ちますが
2016年卒の就職活動では、今までと違うフレキシブルな対応も兼ね備えるようにしましょう。

2014年8月12日

転職のタイミングはいつ?見極めるポイント4つ

新入社員や就職活動なら、だいたい同じ時期にエントリーの受付けや
会社説明会、一次面接などが始まるためタイミングが見極めやすいです。
ですが、転職となると話はガラッと変わります。
会社によっては中途採用の入社式を集めておこなう所もありますが、
求人チェックや応募、面接へのステップは皆バラバラ…。

そこで、自分にとって転職のタイミングを見極めるのに役立つ
チェックポイントをご紹介します。

■1:勤続年数

勤続年数は、退職金や失業手当の額に大きく影響してきます。
例えば、退職金の場合
・3月31日と4月1日    ・4年11ヵ月と5年

そして、失業手当の基準となる雇用保険の加入が
・9年11ヵ月と10年

など、退社する日によって年数をまたぐ可能性がでる場合。

わずか1日の差で、切り捨て扱いとなってしまうこともあります。
「わずか1週間の違いなら、退職日をずらしても良かった…」なんてことにな
らぬよう勤続年数から見極めるのも大切です。

■2:経歴年数

また、経歴年数では職務経験に影響してきます。

新卒ならば1社目として、ベテランならば移動による部署として
少なくても3年以上の経歴がなければ「経験」として扱われないことが多いです。
経験者優遇の研修や収入アップを見込むなら、
経歴年数のチェックもしっかり行いましょう。

次のスキルアップを目指す転職ならば、あえて今の職場で経歴年数と実績を積むのが
正しい行動の場合もあります。

■3:求人情報や求人量

今すぐ転職したいと考えていないなら。
じっくりと求人情報をチェックするのも良いでしょう。

1年を通して、業界や業種の特徴ごとに求人量の増減が見えてきます。
狙っている業界や職種があるならば、最も求人量がピークの時に
選んで行動を起こすのもオススメです。

■4:出費の予定

更に、結婚の予定や出産、子供の成長などライフプランに沿った出費の予定。
これを見越して転職を考えるのも良いでしょう。

入学金や住宅ローン、車の購入など多額の出費を試算した上で
新しい転職先での立ち位置を考えながら、転職へのアクションを取るのです。
もちろん、そこで冷静に考えた結果、今の職場の方が優位とわかることもあります。

■まとめ:「転職」を焦らないで!

転職の見極めについて4つ紹介しましたが、
大切なのは「転職」を焦りすぎないことです。
転職をするのがゴールではなく、より良い毎日を過ごすための手段にすぎません。
冷静に見極めながら、正しいゴールに向かって一歩一歩進んでいきましょう。

【2016就活】夏と言えばインターンシップ!やらないと不利になる?

2016年向け就職活動を開始している人ならば、夏にかけて
インターンシップの募集がグンッと増えているのに、気付いた人も多いかと思います。

企業と学生のマッチングを図ると言われているインターンシップ。
やはり、希望する企業が有ればやらないと不利になってしまうのでしょうか?
インターンシップについて調べてみると、その答えと新たなポイントが見えてきました。

■インターンシップとは?ピークは夏?

インターンシップとは企業側が用意している、
キャリア育成や企業紹介を主とした仕事の提供です。
小・中学生の「職業体験」や学生アルバイトと似たようなイメージになっていますが、
その立場は、さらに戦力となる社会人に近い就活生。
求められる細かな部分は違ってきます。

インターンシップでは簡単な作業や補助的な仕事をこなしていきながら、
社会人のルールに加え、その業界、企業、仕事内容などを学んでいきます。
またインターンシップでは企業側からのアクションとなっているため、
作業日も1日や数日というものから数週間まで幅広く、
作業内容も多岐にわたります。
就活生を対象にしているため、最もインターンシップの募集が
増えるのも夏となってくるのです。

■インターンシップで大切なこと

インターンシップの募集を見ると「やらないと就活で不利になりそう…」と不安を抱き、
嫌々ながらも「応募しなければ…」と感じる学生もいるかもしれません。
とは言え、インターンシップは「学生に少しでも働かせよう」という
企業の考えではありません。
あくまでも「企業と学生のアンマッチを防ぐ」ためのものです。

そのため、インターンシップに参加していない理由で、
選考が不利になることはありませんが、
学生側にとっても、企業を見極めるのに役立ってくれる良いツールです。
自分にとっても大切な判断材料となってくれるので、
時間に余裕があるならぜひ参加してみるのが良いでしょう。

■不利にはならないけど、有利にはなる?

そして、もう1つインターンシップでの大切なポイントは、
「参加しないことで不利にはならないものの、
参加することで有利にはなる」という点です。

なんだか、少し複雑な言い回しですが

例え学生時代にアルバイトを経験していたとしても、
インターンシップでの作業は大きく違います。
知識や幅広い視野、新しい物の考え方など自分にプラスの経験が必ず手に入ります。
それらはもちろん、今後の就活で有利な自分の武器となるので、
インターンシップ先の企業だけでなく、他の企業での就活でも役立ってくれます。

2014年8月6日

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