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社長のひとりごと

お寿司やさんのアルバイトさん。

先日、家族で回転寿司に立ち寄った時の話です。

そこは田舎の小さめの店舗で、タブレットで注文するスタイルではなく、真ん中の職人さんが注文を聞いて出してくれるお店でした。
そこで対応してくれたアルバイトの女性が素晴らしかった、というお話です。

その女性は、まだ幼さの残る感じでしたので、恐らく高校生のアルバイトだったのではないかと思います。
近くにいた男性の社員らしき人が何かと指導している感じがありましたので、まだアルバイトを始めて間もない感じなのかな、という感じ。
ハツラツとした心からの笑顔、大きくて明るくてハキハキした聞きやすい声、テキパキした動作。
見ていて惚れ惚れするような仕事ぶりでした。
しばらくすると彼女は別な業務のために厨房の中に移動したのですが、その際の社員の方との言葉のやりとりも、なんとも爽やかで気持ちがいいものでした(寿司を食べながらよーく観察していました)
どんなに手慣れた感じでも、そこにハートがない接客はすぐ伝わるもの。
実際そんな接客に触れることが多い中、この子はキラキラに輝いていました。

帰り際、男性社員の所に歩み寄り「さっきそこにいた女の子の接客、素晴らしいですね!あんなに気持ちのいい接客、なかなか見ないです。たくさん褒めてあげてください!」と伝えて店を出ました。
それを言われた男性社員もとても嬉しそうでした。
きっとあのアルバイトの女の子は「頑張ってれいれば見てくれてる人がいるんだな。これからももっと頑張ろう!」と満たされた気持ちになったに違いないと思い、通りがかりのおばさんも少しだけ役に立ったかなと思います。

そして、その一連のことを隣で見ていた中学生の息子が「お母さんが話した男の人もいい人だったよね、あの人が教えてるからアルバイトの人もよくなってるんじゃない?」と。
そう、そうだと思う。
そういうとこ息子が見てくれていて母はさらに嬉しい気持ちになりました。
2020年1月9日

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