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社長のひとりごと

たくさん注意された人がより成長する。

注意や指摘をされるのは誰でもいやです。
でも、それが「宝」であることも承知しておいた方が良いですね。

仕事をしていて何らかの注意されるということは、自分よりも仕事の進め方を知っている先輩や、経験上先の見通しのできる上司から見て「気になった」ということ。
その具体的なアドバイスが「注意・指摘」です。
言い方が厳しくても、優しくても、受け取り方は同じで良いのではないでしょうか。

注意や指摘に過剰反応するということは、「注意された内容を理解する」ことよりも「注意された自分」に偏っている状態。
話しの要点以外のところに気持ちがいっている状態、仕事上の役割よりも自分中心になっている状態、
先輩や上司から見れば「めんどくさい状態」です。
「めんどくさい人」になると、損をするのは自分です。
上司も人ですから、「めんどくさい人」に注意をするのを、ためらうようになります。
つまり「教えてもらえること=自分の成長のチャンス」を失うことになってしまいます。

注意されたら、次から気を付ければいい。
ただそれだけのことです。
たくさん注意された人の方が、より成長します。
失敗して苦い思いをした人の方が「失敗しないやり方」に本気で取り組むようになるからです。

誰からも注意も指摘もされたくない!という人は、とことん自分の仕事の精度にこだわればいいと思います。
その心がけは決して悪いことではありません。上司も会社も嬉しいだけです。
それでも指摘をもらったら「ありがたく頂く」
その素直さは、いくら年を重ねても、ぜひ忘れずにいたいものです。
2014年1月22日

この記事を書いている人

社長のひとりごと

深澤明子(株式会社ビジュアル専務取締役)

深澤明子(株式会社ビジュアル専務取締役)

誰でもみんな「さすがだね!」と言われる仕事がしたいと思っています。後輩に尊敬にされ、上司に認められ、お客様の役に立ちたい!素晴らしい仕事人になりたい!と本気で望んでいます。でも、なんだかうまくいかないのはなぜなのか?考え方がほんの少し変われば、行動も、結果も変わります。これまでの自分の体験や社員教育の視点から、「仕事ができない人が、できる人に大変身する」ための小さな提言をさせていただいてます。比較的若くて一生懸命な君に、そして我が社員のために、愛を込めて送ります。