面接の志望動機は、必ず聞かれる質問の1つ。
会社や仕事に対する自分の考えをアピールして、内定や採用に繋げていくための大切な質問でもあります。
ですが、志望動機にも、面接官が思わず「こりゃダメだ」と感じる、NGワードがあるのを知っていますか?
NGワードで抱く面接官の考えや、アドバイスなどご紹介します。
■抽象的な「やる気はあります!頑張ります!」
志望動機で熱意をアピールするには、ピッタリな言葉。
ですが開口一番にこの言葉では、抽象的すぎて口先だけの発言に受け止められてしまいます。
自分が会社に入ることでどんな役に立てるのか、過去の経験や実績、自己分析を交えながら
具体的な一押を用意しておきましょう。
相手を納得させた上で使えばNGワードではなくなりますね。
■どこでも使える言葉?「お客様の役に立ちたい!」
「モノを売るのが好きなのです!」「人の笑顔を見たい」といった、仕事から喜びを得る姿。
働く上でのモチベーションアップにも大切ですが、他の会社でもそのまま使えるフレーズではありませんか?
どこの会社でも当てはまるような志望動機では、面接官も「うちじゃなくても…」と思ってしまいます。
その会社だからこそのポイントも、忘れずに付け加えるようにしましょう。
■ワンクリックでサイトチェック?「御社の経営理念に惹かれました!」
会社の公式サイトや企業ホームページを、パッと見た感想のような志望動機。
キャッチフレーズや経営理念スローガンといった、上辺だけの発言は要注意です!
「とりあえず簡単に調べた」と思われてしまったり、深い話をされてボロが出ては目も当てられません。
会社の経営戦略や事業計画、経営者の思考など、バックグラウンドも調べた上での共感が大切ですね。
■正直すぎるのも微妙?「福利厚生が良かったので」
円滑な社会生活や経済的自立も、働く上での大切な目的です。
ですが「福利厚生が良い」「給料が高い」といった、正直すぎる発言ばかりを志望動機で並べると
イメージダウンしてしまうことも…。
自分はそれに見合う能力や結果がどう出せるのか、相手を納得させる提案も併せていくのがオススメです。
■謎の上から目線「新規顧客層にアプローチしていきたい」
会社についてきちんと調べた人が陥りがちなNGワードがこれ。
会社が抱える問題点や欠点、弱点を自分なりに分析し、志望動機でアピールする。
一見、会社について深く勉強しているように感じますが、あまりに過度なアピールは、
面接官も「自己中心的で協調性がなさそう」と、上から目線なイメージを抱いてしまいます。
知識をひけらかすのではなく、提案という意識を忘れずに発言していくのが賢明です。
面接では思わぬ緊張で、ついつい空回りしてしまったり冷静な発言ができなくなってしまうものです。
覚えるではない、考えた志望動機を用意することが、NGワードを避けるコツになってきます。
ポイントを掴んで、面接で好印象なアプローチをしていきましょう。