就活のエントリーシートで初めて落とされたとき。
それはそれは落ち込んだのも過去の話。
いくつもの会社訪問や説明会、面接を繰り返すことで、
就活に慣れてきた部分も多いですよね。
社会人のマナーにポイントを掴んだ面接対策が身についてきたら、
意外な落とし穴があるなんてことも?
就活で慣れてきた面接だからこそ気をつけたい3つの話をご紹介します!
■1・体に染み込んだ?!覚えた志望動機は気がつけば早口に?!
就活の面接でも、必ず聞かれる「鉄板質問」というのがありますよね。
・自己PR
・志望同機
・どんな仕事をしていきたいか?
・学生時代に何をしてきたか?
など、どんな業界や企業でも声が上がってきます。
「考えていなかった…」なんてことはないように、まとめた自分の言葉も、
繰り返すことで自然と体が覚えてくるかと思います。
そこで気をつけたいのが面接で「決まり文句を早口で話していないか」ということ。
起承転結、ポイントを押さえた志望動機や自己紹介など、
体に染みついて覚えている質問回答は、無意識のうちに早口になってしまいがちです。
また、緊張することにより抑揚のない答え方になってしまうこともあるので、
面接に慣れてきたときには、話すスピードも気をつけましょう。
■2・業界研究はバッチリ!でも早い時代の変化についていけてる?
そして、業界や職種に絞っているとその方面の背景や現状、未来の展望など
当初しっかり勉強していったことと思います。
・業界の特色
・業界が抱える現状の問題点
・業界が取り組んでいるこれからの研究
・他の業界と比べた特徴
など、掴んできていることでしょう。
もちろんこれらの知識は面接でも大きく役立ってくれます。
とはいえ、これらの業界研究を一度勉強しただけで終わらせていませんか?
法改正や異業種からの参入、政府からの補助金導入や技術進歩による新発見など、
業界の現状や未来が大きく変わる出来事が起きていることもあります。
一度、調べて覚えた知識も時としては古い情報になってしまうことも…。
実は直接仕事をする上ではなく、就活として業界研究をしているなんて人は、
気をつけましょう。
■3・印象を残すアクションのはずが悪い印象を残すことに?!
更に、就活にまつわる情報を集めていると「印象を残すアクション」として
色々な面接ノウハウを身につけていると思います。
・企業の問題点を提案する
・業界の抱える弱みを突く
・面接の最後には質問をする
などありますが、一見勉強をしっかりしている、面接をしている企業に対して
強い関心を抱いているというアプローチに役立ってくれますが、
あまりにノウハウを意識しすぎて、細かい指摘をしてしまうと、
好印象を残すためのアクションのはずが、悪い印象を与えてしまうことがあります。
「学生のくせに」「生意気だなぁ」「無理に質問しなくてもいいのに」なんて
面接官が抱いてしまうことも…。
就活の面接に役立つノウハウを身につけてきたとはいえ、あくまでも
効果的に使いこなすのが大切です。
慣れてきた時だからこそ意外な落とし穴にはまってしまうのが、怖い就活の面接。
「これさえやっておけば、もういいや」と終わらせずに、足元をしっかり固めていきましょう!